第一日曜日

 白金にある東京都庭園美術館で開催中の「建築の記憶」を観に行った
学生が多いのかなって思ったらおじいちゃんが多かった。
 なんで観に行きたかったかというと、仙台のせんだいメディアテークの建築工事の写真が観たかったからだ。
 聖カテドラル大聖堂の写真を観て、そういえば首都高ではよく天辺のところだけだが見かけるのだが、全体だけは写真しか観たことがない。
設計者は丹下健三
 今回観に行った展覧会には、丹下健三の聖カテドラル大聖堂の模型写真のほかに前川國男の聖カテドラル大聖堂の模型写真も展示していた。この2人の作品は絶対日本では似合わない設計だ。丹下の作品は上から見下ろすと十字架の形をしているし(代々木競技場も貝殻の形をしている)、前川のはル・コルビュジエの継承者(?)のせいか私が去年の夏に行ってきたロンシャン教会にあるステンドガラスと彼の作品にある周り窓たちが似ている。
丹下がこの聖カテドラル大聖堂を建てた時代にはとても生えただろうが、住宅密集地となった文京区関口にはとても似合わない。前川の設計がもし建てられたらもっと地味に見えてしまう。なぜかというと、丹下の設計はまず敷地を大きく使い、壮大に清楚にというコンセプトで出来上がったと思うが、密集地となり壮大さが失ってしまった建物となってしまった(でも、近くで見ると本当に圧倒される)。そして、前川の設計ではヨーロッパの大聖堂で圧倒されるほどの設計ではない。あの不規則な窓の区切りが私は好きだが、他の人が見ると好き嫌いが分かれそうな設計である。丹下の設計した教会の室内は良かったが前川のは詳しく書かれていなかったので気になる。
 
 ということで、白金でお茶して、実際行ってみました


こっちはニコンのベストセラーのE990で撮ったもの。色が鮮やか・・・

ニコンcoolpix s50でモノクロ

下手な写真ですが欲しい方らっしゃたら、コメントで報告してください。
あっ、杏仁の趣味知りませんよね(知ら無くてもいいだろ)。建築を観に行きのが好きなんです。でもねそんなに行ってないんですよね。興味ない人にはつまらないカモね